「スミスマシンはおすすめしない」は本当?

このサイトは株式会社 New Fitness Groupをスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

INDEX

「スミスマシンは怪我をする」「筋肉がつかない」なんて噂を聞いて、導入を迷っていませんか?この記事では、そんなスミスマシンのメリットとデメリットを紹介しているので、あなたにとって本当に必要かどうか一緒に見極めていきましょう。

なぜ「スミスマシンはおすすめしない」と言われるのか?

ネットやジムで時折耳にする「スミスマシン不要論」。なぜ便利なはずのマシンが、一部では敬遠されてしまうのでしょうか?ここでは、否定派の人たちが挙げる3つの根拠について、その背景を詳しく見ていきましょう。

軌道が固定されているため「不自然」な動きになる?

スミスマシンが敬遠される最大の理由は、バーベルの動く軌道が決まっている点にあります。通常のフリーウエイトであれば、人間が本来持つ関節の動きに合わせて緩やかな弧(アーチ)を描きながら動作します。しかし、一般的なスミスマシンは上下一直線、あるいは一定の角度にしか動きません。

この「固定された軌道」に身体を合わせようとすると、窮屈な姿勢になりがちに。無理な体勢のまま動作を繰り返すことで、手首や肩、腰などの関節に負担がかかるリスクがあるのです。自分の骨格に合ったポジションを見つけにくい点が、デメリットとして挙げられるのでしょう。

体幹(スタビライザー)が鍛えられにくい

バーベルやダンベルを扱う際、私たちは無意識のうちにバランスを取ろうとします。このとき、姿勢を安定させるために働く細かい筋肉(インナーマッスルやスタビライザー)も同時に鍛えられます。

一方、スミスマシンはレールによってガイドされているため、バランスを取るための力はほとんど必要ありません。ターゲットとなる大きな筋肉を鍛えるには効率的ですが、身体を支えるための細かい筋肉への刺激は少なくなるのです。

「全身を連動させて鍛える」という点においては、フリーウエイトと差があるといえるでしょう。

「実用的な筋肉」がつかないという誤解

上記のような理由から、スポーツ選手やアスリートの間では「スミスマシンでつけた筋肉は使えない」と評されることがあります。競技スポーツでは、不安定な状況下でパワーを発揮する能力や、全身の筋肉を協調させて動かす能力が求められるためです。

ボディメイク目的であれば素晴らしい効果を発揮しますが、スポーツのパフォーマンス向上を第一に考える場合、スミスマシンだけに頼るのは最適解ではないかもしれません。

それでもスミスマシンが必要とされる「代えがたいメリット」

デメリットがあると言われながらも、世界中のジムでスミスマシンが採用され続けているのには、もちろん理由があります。ここからは、デメリットを補って余りある魅力的なメリットをご紹介します。

高重量でも一人で安全に追い込める

「おすすめしない」という意見がある一方で、多くのトレーニーに愛用されているのには明確な理由があります。特にホームジムにおいて大きなメリットとなるのが「安全性」です。

フリーウエイトで限界まで追い込む場合、補助者がいないとバーベルに潰されてしまう危険性があります。しかしスミスマシンには、手首を返すだけでロックできるフックや落下を防ぐセーフティバーが備わっています。

一人でのトレーニングでも、恐怖心を感じることなく高重量に挑戦し、限界まで筋肉を追い込めるのは大きな魅力です。

狙った部位に負荷を「逃さず」集中できる

軌道が固定されていることは、デメリットにもなり得ますが同時に大きなメリットでもあります。バランスを取ることに意識や力を割かなくて済むため、鍛えたい筋肉(大胸筋や広背筋など)だけに意識を集中できるためです。

「フォームが安定しない」「狙った場所に効かせられない」という悩みを持つ人にとって、スミスマシンは強力な味方になります。余計な負荷が逃げにくいため、筋肥大(筋肉を大きくすること)を目的とするボディメイクには効果的といえるでしょう。

フォームの習得と矯正に役立つ

トレーニング初心者にとって、真っ白な状態から正しいフォームを習得するのは難しいものです。スミスマシンは軌道が決まっているため、正しい動作のガイド役として機能します。

まずはマシンの軌道に合わせて動きを確認し、基礎的な筋力をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。怪我のリスクを抑えつつトレーニングの感覚を掴めるため、中級者へのステップアップとしても活用できます。

結局どっち?フリーウエイトとスミスマシンの賢い使い分け

「スミスマシンとフリーウエイト、結局どっちを使えばいいの?」と悩んでしまう人も多いはずです。ですが、この疑問には「どちらが優れているか」という単純な結論はありません。

大切なのは「何を目指してトレーニングするか」です。それぞれの得意分野を整理しましたので、自分の目的がどちらに当てはまるかチェックしてみましょう。

こんな人には「スミスマシン」がおすすめ

スミスマシンは、筋肉を大きくしたい「ボディメイク派」に特におすすめです。

  • 見た目をかっこよくしたい
  • 特定の筋肉を集中的に鍛えたい
  • 自宅で一人でトレーニングをする(ホームジム)
  • 怪我が怖い初心者から中級者

これらに当てはまるなら、スミスマシンの恩恵を最大限に受けられるでしょう。安全かつ効率的に、理想の身体を目指せます。

こんな人には「フリーウエイト」がおすすめ

一方、フリーウエイトは「動ける身体」を目指す人に適しています。

  • スポーツのパフォーマンスを上げたい
  • 体幹を含め、全身を連動させて鍛えたい
  • より自由な軌道で自然に動かしたい

バランス感覚や身体のコントロール能力も養いたい場合は、バーベルやダンベルを中心にしたメニューを組むのが良いでしょう。もちろん、目的に応じて両方を組み合わせるのが理想的です。

ホームジムで後悔しないために!デメリットを解消する選び方

自宅にジムを作る際、「場所を取るから邪魔になるかも」「機能が少なくて飽きるかも」といった不安はありませんか?決して安くない買い物だからこそ、後悔は避けたいものです。

ここでは、スミスマシンの弱点である「スペース」や「軌道の制限」を解消し、長く快適に使い続けるための賢い選び方をお伝えします。

スペース問題は「オールインワンマシン」で解決

自宅に導入する際、最大のネックになるのが「場所を取る」という問題です。スミスマシン単体ではスペースを占領する割に、できる種目が限られてしまいます。

そこでおすすめなのが「オールインワンマシン」です。スミスマシン、ケーブルマシン、そしてフリーウエイト用のパワーラックが一体になったタイプを選べば、省スペースでジムと同じような環境が手に入ります。一台で全身をくまなく鍛えられるため、コストパフォーマンスも抜群です。

軌道の違和感は「3Dスミスマシン」や正しい調整でカバー

軌道の不自然さが気になる場合は、「3Dスミスマシン」を検討するのも一つの手です。上下だけでなく前後にも動く機能を備えているため、フリーウエイトに近い自然な軌道でトレーニングできます。

また、通常のスミスマシンでも、ベンチの位置や身体の角度を細かく調整することで関節への負担は大幅に軽減可能です。自分の骨格に合ったポジションを見つければ、違和感なく快適に動作できるでしょう。

長く使うなら「拡張性」と「耐久性」を重視しよう

家庭用マシンの中には、安価ですがフレームが細く、使用中に揺れてしまうものも存在します。 本格的なトレーニングを長く続けたいなら、業務用水準の耐久性を持つマシンを選ぶことが大切です。

フレームが太く耐荷重が高いマシンは安定感があり、安心して高重量を扱えます。 後からアタッチメントを追加できる拡張性のあるモデルなら、トレーニングの幅も広がり、長く愛用できるパートナーになるはずです。

まとめ

「スミスマシンはおすすめしない」という意見は、主に軌道の固定によるデメリットやスポーツ特性への影響を指しているといえるでしょう。しかし、その特性こそが「安全性」や「筋肉への集中」という強力な武器になることも事実です。

特に一人でトレーニングを行うホームジムにおいては、怪我のリスクを回避できるスミスマシンは必須級の存在といえます。自分の目的や環境に合わせて正しく選べば、スミスマシンはボディメイクにおける頼もしい味方になってくれるでしょう。

TOP