トレーニング器具選びと同じくらい重要なのが「どこにホームジムを置くか」です。マンション・リビング・ガレージ・2階・庭など、場所によって必要なスペースや耐荷重、防音対策は大きく変わります。
このページでは、マンション・ガレージ・リビングなど設置場所ごとの事例と注意点を紹介します。ご自宅に合った場所を見極め、快適にトレーニングを続けられるホームジム環境を整えましょう。
マンションに
ホームジムを作る
マンションにホームジムを設置する場合、床の耐荷重や間取り（器具を搬入できるか）をチェックしましょう。
入口の大きさ次第では、器具を搬入できない可能性があります。また、トレーニング中の騒音トラブルを防ぐために、物件の防音性能も確認が求められます。
マンションでも
騒音・振動心配不要の空間
| 住宅タイプ | マンション |
|---|---|
| 設置場所 | 洋室 |
| 部屋の広さ | 約12畳（目安寸法：横400cm×縦500cm） |
ガレージに
ホームジムを作る
無骨な自分の基地
防音性が高く、ある程度の広さを確保できるガレージは、ホームジムに適した環境です。空気がこもりやすいため、換気扇やサーキュレーターを活用し、通気性を高めましょう。
モチベーションを維持する工夫として、スピーカーや壁掛けテレビの設置もおすすめです。
| 住宅タイプ | 戸建て |
|---|---|
| 設置場所 | ガレージ |
| 部屋の広さ | 約12畳（目安寸法：横550cm×縦370cm） |
リビングに
ホームジムを作る
リビングにホームジムを設置する場合、広さと床の耐荷重を確認しておきましょう。家族からのクレームを防ぐためには、トレーニング中の防音と振動対策も必要です。
また、器具が増えるとリビングのスペースが圧迫されてしまいます。機能性も考慮しながら、導入する器具は慎重に選びましょう。
リビングに馴染むデザイン
| 住宅タイプ | マンション |
|---|---|
| 設置場所 | リビング |
| 部屋の広さ | 約15畳（目安寸法：横450cm×縦600cm） |
ホームジムを
設置するときのポイント
部屋の広さを確保できるか
ホームジムを作る際は、最初に部屋の広さを確認しておきましょう。器具を設置するエリアに加え、グッズを収納するスペースも確保しておく必要があります。
部屋の広さは、器具を設置できるかどうかだけでなく、導入可能な器具の種類にも影響します。
床の耐荷重に問題はないか
設置する部屋を決めたら、床の耐荷重もチェックしましょう。
床の耐荷重が低い場合は、器具の重みによってトレーニング中に床が凹んだり、傷ついたりするおそれがあります。影響を少なくするためにも、衝撃を吸収するクッション材や、傷を防止するマットを敷いておくと安心です。
防音性に問題はないか
ホームジムを作る場合は騒音対策も欠かせません。器具を設置する部屋を決めたら、音の伝わりやすさをチェックしましょう。
音が響く場合は、防音壁やパネルの設置、振動を抑えるマットの使用で対策できます。また、静音性が高い器具の導入も選択肢に入ります。
安全性に問題はないか
器具を設置する部屋・場所の安全性も確認が必要です。特に子どもがいる家庭では、器具への接触や転倒による怪我のリスクが高まります。
子どもが器具に近づかないよう、ゲートを設置するか、部屋に施錠しておくことが大切です。
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